秋と言えば、やはりお米。
私はこの時期、新米を前にすると日本人だなぁとつくづく感じます。悪天候の影響が少なくて済み、黄金に色づいた稲穂に実っているたくさんのお米の収穫を喜ぶことができることを願ってやみません。あの新米のいい香り、透き通るような美しいごはんの様子は、この時期ならではのものです。「ごはんはおいしいなぁ。」と多くの方々がおもわず口にするように、しみじみとその味わい深さを思うのです。調味料マイスターとして、お醤油やお味噌も出番も増える時期です。そういう普通の食卓の風景、身近にある食を見直すことで、「日常茶飯」にある生きる知恵や、食べる知恵に気づきます。私の夢であり目標である「大分の食をニューヨークで・・・」というテーマは、母金丸佐佑子の長年の思いでもあります。このWebマガジンは、「食」を切り口にして、人と人をつないだり、人と産品をつないだり、産品と産地をつないだり、そんなことを中心に活動しながら、大分県宇佐市で長いこと伝承食を研究している母の教えを伝承するべく、さまざまなことをお伝えしていきたいと思っています。どうぞ皆様からの応援やご意見等もお待ちしていますので、ぜひお知らせいただけると幸いです。
「茶飯おにぎり」お醤油ごはんのおにぎり。こうばしいいい香り。
~今号のメニュー~
「野菜ソムリエ食堂」
がんばる人々
新しいステージ
読者コメント