このwebマガジン「食を伝えたい」も、こつこつ続いております。
日ごろの私の思いを振り返って伝える場として食に関することを発信できたらと思っています。思いを伝えることの重要性を感じていますので、皆さん、どうぞこれからも応援よろしくお願い申し上げます。
このところもつくづく感じるのですが、日常の食には、先人の知恵や受け継いでくべき食の風景があります。伝承料理を研究する母金丸佐佑子がよくいうことですが、身近にある食を見直すことは自分の日常に自信を持つ機会になり、自分の郷土を誇りに思い、自分の生い立ちや生き方に自信を持つことになる。まさに「日常茶飯」にある生きる知恵や、食べる知恵は、日ごろは気づきにくいものですが、それに気づくことは私たちの切る自信につながります。
私の夢であり目標である「大分の食をニューヨークで・・・」というテーマは、母の長年の思いです。日常の食を、非日常のニューヨークから眺めてみたら、自分たちの生き方にも自信を持てるのではないか…。
私は「食」を切り口に、人と人をつないだり、人と産品をつないだり、産品と産地をつないだり、そんなことを中心に大分県宇佐市で長いこと伝承食を研究している母の教えを伝承するべく、さまざまなことをお伝えしていこうと思っています。皆様からのご意見等もお待ちしていますので、ぜひお知らせください。
母と、生活工房とうがらし漬物名人のチーフアシスタント楳木さん。
~今号のメニュー~
「ごはん大好き」3000いいね!(前編)
「黄柚子 ハンザキ柚子を楽しむ会」坐来大分で開催(後編)
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