世界農業遺産と世界無形文化遺産
振り返ってみれば、今年は大分県の国東半島宇佐地域が世界農業遺産に認定されました。このことは、私にとってもとても大きなニュースでした。また日本の和食WASHOKUがユネスコの世界無形文化遺産に認定されました。この動きに関しては、立ち上げの公聴会に、わざわざ農林水産省まで出向いていたので感慨もひとしおです。このふたつをだけでも、私には大きな出来事であり、節目の年となったように思います。そのニュースを受けて、世界無形文化遺産の映像には、親族が集まっておせち料理を囲む映像が流れていましたが、このWASHOKUの食文化は日本特有のものです。その食文化の背景には連綿と続けられてきた農業の営みがあってのこと。だからこそ、今年日本で3か所も世界農業遺産に認定されたことは意味があると思います。
思いがけず、世界農業遺産の話をさせて頂く機会が増えています。
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