「いぜもち」とは、ゆでた餅のことです。宇佐地方に伝わるいぜもちは、小麦粉をねってみとりあんを包み茹でた餅のことで、ゆでることを「いぜる」ということから、この名前が付いたといわれています。
昔、田植えや稲刈りなどは、隣近所で協力しながら行っていました。その農作業中のこびり(小昼・おやつのこと)として、蒸かしまんじゅうよりも手軽にできるいぜもちが作られていたといいます。
地区全体の田植えが終わると「のろよこい」がありました。
のろ(泥)から上がって休むという意味で、この日は農作業を休んでご馳走を作り、無事に田植えが終わったことを感謝しました。この時にもいぜもちを作っていたといいます。
前号ではあんを入れないいぜもちをご紹介しましたが今回はみとり豆あんを入れたいぜもちをご紹介します。
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