さてさて、今年は一年を通して異常気象でしたが、このところの大雪や暴風雪にも驚きました。私たちが食べるものを思うとき、こういう自然の恵みであることをつくづく実感した年でもあります。食のありがたみ、ますます伝えていかなければなりませんね。これからますます寒さ本番ですが、ここをしっかりと締めくくりながら、新しい年に備えたいと思います。かく言う私も、クリスマスのイルミネーションを横目に大掃除や今年の締めくくりをしっかり行わなければならいので、皆さんに言った手前、何とか乗り切りたいと思います。皆さん、来る年を心新たに迎えましょう。
今回のwebマガジン「食を伝えたい」は、今年一年を振り返ってみたいと思います。「食を伝えたい」その思いは、日に日に強くなっている気もします。今年の成果は、ぜひ来年に生かしていきたいと思っていますが、特に、日常の食には、先人の知恵や受け継いでくべき食の風景のありがたさ、そのことを感じることも多かったように思います。伝承料理を研究する母金丸佐佑子の言う、日常の食を見直すことは自分の日常に自信を持つ機会になり、自分の郷土を誇りに思い、自分の生い立ちや生き方に自信を持つことになる。それを実感しました。母や私の夢であり目標である「大分の食をニューヨークで・・・」というテーマで、日常の食を非日常のニューヨークから眺めみる、そして自分たちの生き方を見つめ直す。そこに向けて頑張りたいと思います。
私は「食」を切り口に、人と人をつないだり、人と産品をつないだり、産品と産地をつないだり、そんなことを中心に大分県宇佐市で長いこと伝承食を研究している母の教えを伝承するべく、さまざまなことをお伝えしていこうと思っています。皆様からのご意見等もお待ちしていますので、ぜひお知らせください。
~今号のメニュー~
「ごはん大好き」ごはんってすばらしい。
青柚子、黄柚子、人気です。
「食を伝える」活動。
出会いこそ最高の収穫

読者コメント