年明け早々の大雪や降雪、暴風などで大変なところも多いと思いますが、昨年は一年を通して異常気象でした。
お正月三が日は、おせち料理や、帰省などでその地域の懐かしいものを食べたり、旅行先でおいしいものを召し上がったりと、食べることを楽しんだのではないかと思います。
このwebマガジン「食を伝えたい」は、その思いをあるがままにお伝えすることで、日常の食を見つめ直す機会にしたいと考えています。
特に日常の食には、先人の知恵や受け継いでいくべき食の風景があります。伝承料理を研究する母金丸佐佑子の言う、日常の食を見直すことは自分の日常に自信を持つ機会になり、自分の郷土を誇りに思い、自分の生い立ちや生き方に自信を持つことになる。
そのことは母や私の夢であり目標である「大分の食をニューヨークで・・・」というテーマにつながり、日常の食を非日常のニューヨークから眺めて自分たちの生き方を見つめ直す機会にしたいと願っているのです。
今年も引き続きそこに向けて頑張ります。私は「食」を切り口に、人と人をつないだり、人と産品をつないだり、産品と産地をつないだり、そんなことを中心に大分県宇佐市で長いこと伝承食を研究している母の教えを伝承するべく、さまざまなことをお伝えしていこうと思っていますので、これからも皆様からのご意見等もお待ちしています。
~今号のメニュー~
「おせち」という文化
「お雑煮」
「おもちつき」
お正月の食文化
2015年に挑むもの
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